こんにちは!スタッフのマホです。
今回は、子どもの教育資金について駒崎FPに教えていただきたいと思います^^。
マホ「テレビなどで、大学卒業までにかかる教育資金は、子ども一人あたり1000万円以上というような話を聞いたことがあります。公立校か私立校によって違うとは思うのですが、大学資金はいくら位かかるものなのでしょうか?」
駒崎FP「小・中・高・大まで全てが公立学校で、尚且つ、大学は自宅から通学することが条件で約972万円というのが文部科学省のデータです。つまり、私立(文系)、私立(理系)、私立(医歯系)や大学を下宿とする場合には、まったく異なります。」
マホ「最低でも1000万円弱はかかるというデータなのですね。教育の選択肢を広げるにはもっと必要になりますね。」
駒崎FP「それでは、最もお金がかかる大学資金を例に解説しますね。大学資金は大きく分けて3つの資金が必要となります。
①入学費用
②在学費用
③下宿時の仕送り
①入学費用は、A受験費用、B学校納付金、C入学しなかった学校への納付金の3つがあり、
私立短大:約66.9万円
国公立大学:約71.4万円
私立大学文系:約86.6万円
私立大学理系:約84.5万円
という数値が、日本政策金融公庫のデータとなっています。これらの資金は、高校3年生のときに準備しておく必要がありますので、奨学金を利用することはできません。」
マホ「入学しなかった学校への納付金というのは考えてませんでした(^^;)入学前に必要なお金で奨学金を利用することはできないのですね。この時点では思ったよりも差がないように感じました。」
駒崎FP「②在学費用は、A学校教育費(授業料、通学費、教科書代など)、B家庭教育費(塾の月謝、おけいこごとの費用など)の2つがあり、
私立短大:約147.8万円
国公立大学:約107万円
私立大学文系:約157.6万円
私立大学理系:約184.3万円
という数値が、日本政策金融公庫のデータとなっています。これらの資金の一部は、奨学金を充てることができます。①入学費用と②在学費用を合計すると、
私立短大:約362.5万円
国公立大学:約499.4万円
私立大学文系:約717万円
私立大学理系:約821.7万円 なお、私立大学医歯系は、私立大学理系+1500万円~2000万円くらいです。」
マホ「国公立大学は私立大学と比較するとこんなにも違うのですね。しかし国公立大学にはなかなか入れないですものね(^^;)」
駒崎FP「③下宿時の仕送り費用は、賃貸の家賃により左右されますが、月額約8.5万円となっていますので、年間約102.3万円が仕送り平均額です。」
マホ「下宿時の仕送り費用まで考えておくのですね。将来できる限り選択肢を広げてあげられるように教育資金はしっかりと準備しておきたいですね!」
今回も駒崎FPありがとうございました^^
次回は、大学資金の準備は、学資保険と投資信託のどちらで貯めるべきなのか?についてお聞きしたいと思います!
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