☆FP駒崎さんに質問☆【老後のお金~変額個人年金と投資信託~】

こんにちは!スタッフのマホです。

今回は、将来の準備として、iDeCoだけでなく変額個人年金や投資信託等を追加する場合について駒崎FPに教えていただきたいと思います^^。

 

マホ「前回、定年退職後の将来のお金はいくらくらい必要なのかについて教えていただきました。思った以上の不足分が明らかになり、まずはiDeCoをはじめようと思いました。ただiDeCoには月々掛金の上限金額があったように思います。iDeCoだけでは公的年金不足分に足りないので、変額個人年金や投資信託なども追加しようかなと考えるようになったのですが、どちらの方が「おススメ!」というのはあるのでしょうか?

 

駒崎FP「確かにiDeCoだけだと、十分な老後生活資金を貯めるのは難しいですね。会社員の方は月々の掛金23,000円が上限ですので、仮に20年間運用して平均5.0%の運用益となっても、約945万円しか貯めることができませんね。変額個人年金保険と積立投資信託を比較した場合ですが、将来の受取り方が年金と確定しているなら、私は変額個人年金保険をお勧めしますし、一括受取りの可能性があるなら、投資信託をお勧めします。

 

マホ「そうなのですね。変額個人年金保険と積立投資信託を比べた場合、受取り方によってお勧めが違うのですね!それぞれについて詳しく教えてください^^

 

駒崎FP「変額個人年金保険は、投資信託や資産運用会社の助言をもとに株式や債券に投資をします。投資信託と同じような仕組みなのですが、保険料全額が投資されるのではなく、保険関係費用(保険契約の維持管理、死亡保障に要する積立金)を除いた金額を資産運用しています。つまり、運用金額が投資信託よりも少なくなるのです。そのため、同じ運用成績であれば投資信託の方が良いことになります。しかし、運用期限(ゴール)に近づくにつれ、運用先を株式から債券に比重を変えながら資産を保全(守る)する運用をしていくのですが、変額年金の場合は、投資信託を株式型から債券型に変更する手続きに、年12回までは手数料が発生しません。投資信託は売却と購入をするために手間と手数料が発生します。

 

マホ「運用先の比重を変えながら資産を保全する運用をしていかないといけないのですね。変額個人年金保険は、運用金額が保険料から保険関係費用を除いた金額となるものの、保全運用に変更をする際の手間や手数料を考えると良いということですね。

 

駒崎FP「また、年金の受取りが開始すると、変額年金の場合は債券型の投資信託で運用を続けながら、保険会社が年金を口座に振込みしてくれますので、手間がかかりません。一方、投資信託の場合は、ほとんどの証券会社では、受け取りたい金額に合わせて、売却手続きを毎回しなければなりませんので、手間もコストもかかります。これが10年も継続していたら、手間とコストで投資信託の方が分が悪くなっていくのです。つまり、年金受取りの前までは投資信託が良いのですが、年金受取りが開始すると、投資信託は売却手数料、税金、購入手数料が発生する頻度が多くなるのです。

 

マホ「そういうことなのですね~。年金で受取ると考えた場合、単純に運用成績だけでなく手間や売却手数料、税金、購入手数料等トータルで考えないといけないのですね。

 

駒崎FP「はい、その通りなのです。一般的には投資信託が良いと言い切っている専門家が多いと思いますが、将来の手間・コスト・税金も踏まえると、受け取り方で判断することがポイントだと思っています。私は、iDeCo、変額個人年金保険、外貨建個人年金保険に加入していますので、それらが年金不足額を補うためのつみたて投資です。

 

マホ「そういう事なのですね^^駒崎FPは、iDeCo、変額個人年金保険、外貨建個人年金保険に加入されてるのですね( ..)φメモメモ 

 

今回も駒崎FPありがとうございました^^

次回は、子供の大学資金についてお聞きしたいと思います!

 

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例えば、「iDeCoとつみたてNISAはどちらがよいの?」「保険は掛け捨てよりも積立タイプがよいの?」など、世の中にはたくさんの金融商品がありますが、難しい言葉で書かれているからわかりにくい。でもFPに相談するまででもないけど、質問できる人がいない。そのようなことってありませんか?

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