今回のテーマは住宅ローン審査、ローン金額を増やす方法5選です。
住宅ローン借入可能額の決まり方【フラット35】
フラット35の場合の借入可能額の決まり方はこちらの通りです。
借入可能額を増やす方法①
- 返済中のローン返済額を減らす
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車のローンなど、現在返済中のローンの返済額を減らす方法は、
・自己資金で完済する
・借換えなどにより、返済期間を延長する
⇒複数のローンをおまとめして返済額を減らすなど、借換えを前提に住宅ローン審査をすることができます。
借入可能額を増やす方法②
- 収入合算
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申込人ともう一人の収入を合算して審査年収を増やす方法です。
収入合算できる方は、
・直系親族(親子、義理の親子など)
・配偶者
・婚約者
・内縁関係
・同性パートナー
⇒親子は同居不要。親子リレー返済は親が70歳以上でも可能。
借入可能額を増やす方法③
- 児童手当
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【フラット35】などは、児童手当を審査年収に加算することができ、申込み時点の直近3回分(1年分)の支給実績をもとに、年収を換算します。
⇒2024年10月より、児童手当が拡充されます。
・中学卒業までの支給が高校卒業まで延長
・第3子以降の増額、所得制限を撤廃 ・支給回数6回、2024年12月の支給開始分から新制度
借入可能額を増やす方法④
- 児童扶養手当(ひとり親世帯など)
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【フラット35】などは、児童扶養手当を審査年収に加算することができ、申込み時点の支給月額をもとに、1年分に換算して年収に加算します。
⇒2024年10月より、児童扶養手当が拡充されます。
・第3子以降への増額(月額6,250円⇒10,420円)
・所得制限の緩和(所得160万円⇒190万円)
・2025年1月支給分から新制度
借入可能額を増やす方法⑤
- 副業の収入
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【フラット35】などは、副業の収入を審査年収に加算することができます。
■副業(給与)の年収計算方法
・前年の副業給与が1年分ある場合、確定申告書の給与収入
・1年満たない場合、直近までの給与明細で割戻し計算
・副業を始めたばかりの場合、1か月分の給与明細で割戻し計算して申込み可能
今回は住宅ローン審査ローン金額を増やす方法5選ということで説明をしてきました。
ぜひ参考になさってください。