中学生の子どもを持つ親御さんには、特に共感頂ける内容だと思います。
子どもの進路は、高校卒業後に大学に進学するのか、就職するのかを見据えた上で、高校の志望校を定めることが大切です。
それをせずに、高校を選択してしまうと、習得する学問や技術が異なり、遠回りな歩みをすることにもなります。つまり、時間もお金も余計に費やしてしまうのです。
でも、中学生が高校卒業後を見据えるのはなかなか難しいことです。
そして、親御さんから将来の進路のことを言い過ぎると、かえって子どもは悩んでしまいます。クチ喧嘩になることも多いのかもしれませんね。
親:「将来は何になりたいの?」
子:「そんなのまだわからないよ!」
親:「テレビや携帯ばっかり見てないで勉強しなさい!」
子:「そうやって言われると、やる気にならないよ!」
など…
子どもの言い分はもっともです。
それは、親御さんも百も承知。でも、感情的になってしまうんですよね。
このように、子どもの成長期は親御さんにとっても精神的な成長期とも言えます。
自分たちの親の将来のことを考えたり、住宅費用のこと、自分たちの将来のこと、子どもの将来のことなど…お金や生活のことを毎日毎日考えています。
そのため、自分たちが楽しみたいことは後回しにしているのではないでしょうか。
特に子どもが何人もいると、幸せな反面、気が疲れますよね。
年齢・性別・性格によって、興味のあることも違いますし、考え方も違います。
また、子どもには社会通念上の常識が通用しませんので、大人を教育するよりも数段も難しいことだと思います。
さて、タイトルの本題に入ります。
どのようにして学費を安くしたのでしょうか。
これは、私の家庭での実話です。
5年間で、このパフォーマンスになります。
投資額は、1年目に約35万円、2年目に約40万円。
3年目に73万円の給付
4年目に50万円の給付
5年目に50万円の給付
返戻率にすると約230%
2年間で75万円を投資して、3年目〜5年目で173万円の給付。
さて、どんな投資をしたと思いますか。
株式投資?不動産投資?ビジネスへの投資?
ではないのです。
私のお金が成長することに期待して投資をしたのではなく、
★子どもの学力が成長することに期待して投資をしました。
具体的には、
- 子どもの学力と意識が成長できる学習塾に入塾させる。
- 奨学生制度のある私立高校を志望校にさせる。
- 子どもの偏差値と内診が奨学生制度の基準をクリアさせる。
簡単に書くとこのようになりますが、
子どもがそうなりたいと思わなければ学力は上がりません。
私が実施したことは、
- 将来何になりたいかを子どもに寄り添い一緒に考える。(目的)
- 目的を達成させるための条件面を掲げ、実施計画を立てる。(目標)
- 学力テストの結果を分析し、次の目標を科目ごとに書かせ、それを繰り返す。(PDCA)
- 塾の送り迎えをする。(コミュニケーション)
以上4つのことです。
教育費の資金計画には、学資保険や資産運用だけに目を向けるのではなく、教育への直接投資を選択肢に入れることが大切です。
ただし、お金を投資するだけではなく、絶妙な距離感で子どもと接し、子どものパフォーマンスを高め、モチベーションを維持させるための努力が必須となります。
奨学生制度を利用した実例ではありますが、子どもの成長という副産物ができました。
学力の成長だけでなく、何かをやり遂げるあきらめない気持ちが養えます。