【目的と目標を決める】賢いマネープラン

ビジネスや学業だけでなくマネープランを作る時にも、「なにか」に向かって行動すると、賢くお金を貯めたり、賢い生命保険の加入をすることができます。

つまり、目的と目標を定めることがとても大切です。

目的と目標の意味は異なるものですので、それぞれの違いを意識すると、結果を出しやすくすることができます。

目標は、目的(行き先)を達成するための過程になりますので、目的は目標よりも先にあります。
目標は、具体的で数字などで「見えるもの」、目的は、抽象的で「見たいもの」です。

目標は複数存在し、途中で諦めたり、修正することもできますが、目的はひとつで諦めないものです。

お金を貯めたい目的はなんなのか?
それは、いつまでにどれくらいの金額が必要なのか?

生命保険に加入する目的はなんなのか?
それは、いつまでにどれくらいの保障が必要なのか?

目的は、どうなりたいのか
目標は、いつまでにどれくらい必要なのか

目的と目標が決まったら、商品を選ぶだけです。
これが、賢いマネープランを立てる手順です。

商品から選んでしまう人が以外に多いのではないでしょうか。

会社員の所得税・住民税対策

会社員の所得税・住民税対策って言えば?

毎年の所得税や住民税をどうにか低く抑えられないかな?
と考えている会社員の方は、真っ先に不動産投資が思い浮かぶのでしょうか。
それともふるさと納税でしょうか。

実は、金融商品でも所得控除の対象になるものがあります。

代表例としては生命保険料控除で、年間最大12万円が所得控除の対象になります。
この12万円は、以下3つの所得控除を合計したものです。

一般:終身保険・定期保険・生存保険など
年金:個人年金保険(税制適格特約有り)
介護医療:介護保険・医療保険・がん保険など

3つの区分それぞれが、年間の保険料8万円を超えると一律4万円が所得控除の対象になりますので、
一般4万円、年金4万円、介護保険4万円で合計が12万円となります。

12万円の所得控除は少ないかもしれませんが、生命保険に加入するときに、税金面のメリットも考慮して、バランス良く加入するのはいかがでしょうか。

この他、確定拠出年金(DC)も会社員が節税できる金融商品です。

個人型と企業型の確定拠出年金がありますが、会社員が加入した場合、毎月拠出する掛金が全額所得控除になります。

掛金は、月額最大23,000円ですので、年間276,000円が所得控除の対象になります。

確定拠出年金は、運用商品を投資信託や傷害保険や定期預金を自分で選択することができ、運用益が非課税というメリットがあります。

年金を受け取る時には退職所得控除を利用することもできますので、所得税・住民税が優遇されています。

加入するには、受付事務をしている保険会社、保険代理店、証券会社、銀行が窓口になっています。

金融機関によって、運営管理費が異なりますので、ご興味がある方は、お問い合わせ下さい。

保険で貯金?思い込みによる保険見直し

保険で貯金?思い込みによる保険見直し

そもそも、生命保険で「貯金」「貯蓄」という言葉の表現は、一部商品を除いては不適切な言葉となります。それは、貯金や貯蓄とは金融商品の特性が異なるためです。

正しくは、「積立」「貯蓄性」といったところでしょう。

一部商品というは、アカウント型という種類の生命保険です。

アカウント型は、主契約部分は貯蓄になり、一定の利率で運用されますし、途中で引き出しをすることもできます。

確認方法としては、保険証券に月々の保険料と特約保険料の2つが記載されていて、2つの保険料の差額が主契約部分で貯蓄されています。

この貯蓄部分を見て、「これだけしか貯蓄されないの」、「特約って掛け捨てでしょ、こんなに払っているの」という衝撃を受ける方が多くいます。

例:保険料約18,000円の内、主契約部分150円

生命保険の見直しをする多くの方は、このように「思っていた保険と違う」と衝撃を受ける方が多いように感じます。

どのような経緯で保険加入をしたのか質問をすると、
「知り合いが保険会社に勤め始めたから、お付き合いでお任せした…」

と回答される方が多いように感じます。

保険営業のベテランではなく、新人から加入するのと同じことなのですが、知り合いというだけで、信頼度は非常に高いですね。

生命保険は安い買い物ではありませんので、保障内容をしっかりと理解して加入しないといずれ後悔をする時が来ます。

心配な方は保険証券の確認をしましょう。