消費税8%になり、「外食・飲み会費」を節約した人が55.8%!!

消費税増税から1年。2015年、今年こそ家計を見直したいものは何でしょうか?

ライフネット生命が1,000人の方々を対象に、消費税増税後にどのような対策で家計のやりくりをしてきたのかを調査したところ、(調査期間2015年2月11日~2月16日)

1位:外食・飲み会費(55.8%)
2位:衣類・雑貨費(45.1%)
3位:家庭の食費(40.9%)

と、日々の生活で何かを我慢する項目が上位を占めました。
一方で、一度見直せば節約効果が継続する、

・車の維持費(9.3%)
・生命保険料(7.6%)
・住居費「ローン家賃」(3.5%)

などの固定費の見直しは、それぞれ1割以下にとどまりました。

家計相談コンシェルジュでは、家計の固定費である「保険の見直し」や「中古車の乗換え」、「住宅ローンの見直し」をお受けしていますが、今年は3月に入ってから、住宅ローンの借換を希望するお客様が増えています。

借換事例を紹介します。

既存住宅ローン:平成22年3月に融資実行
金利:当時最低水準2.250%
フラット35:2,770万円 35年返済
2015年3月残高:約2,504万円
現在の返済額:月々99,770円 残30年

借換時に持ち出しがないシミュレーションをご希望

融資額2,565万円 フラット35
30年返済 3月の融資実行金利1.47%

<借換時の諸費用>
・金銭消費貸借契約書の印紙代 2万円
・抵当権設定登記と末梢登記報酬 8万円
・登録免許税 10万円
・融資事務手数料 415,530円(定率)
・振込手数料 864円(金融機関、司法書士報酬分)

諸費用先引実行金額 約2,503万円
残債 約2,504万円
自己資金 1万円
月々の返済額 88,154円 30年返済

<キャッシュフロー改善>
月々 −11,616円(88,154円99,770円)

住宅ローンの借換で、月々11,616円改善できた事例です。

家計の改善は、生命保険の見直しをするのも効果がある場合があります。

例えば、ライフネット生命で見直しした方の平均削減額は、9,014円という調査結果もあります。

消費税10%を見据えた家計改善方法は、「外食・飲み会費」の節約だけでなく、固定費の見直しにも目を向けてはいかがでしょう。

株式投資は3月の配当が魅力!?

配当目的の株式投資は3月が魅力的かもしれません。

3月決算の配当権利確定日は、3月26日(木)です。
この日の15時までに、買い付けした株式を保有している場合は、配当の権利が確定します。

翌日3月27日に売却しても、3月決算の配当は受け取ることができますが、

3月27日〜3月31日までに買い付けた株式は、3月決算の配当は受けられません。

最近は、株式投資の配当に魅力を感じている方も多いと思います。

例えば、Yahoo!ファイナンスの東証一部配当利回りランキングを見ると、予想配当利回り3.0%以上の会社が90社以上もあります。
http://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=8&mk=3&tm=d&vl=a

都市銀行の定期預金金利が年0.02%くらいですので、とても魅力的な水準ではないでしょうか。

但し、配当目的で株式銘柄を選択するときには、注意しなければならないことがあります。
その一部をお伝えしますと、
・今年だけの特別配当で利回りが高い銘柄
・来期、決算が減益予想など、今後の配当が減る可能性がある銘柄
・利益のほとんどを配当で支払っているPERが割高の可能性がある銘柄

配当金を受け取っても、投資した株式が値下がりしては、最終的に利益にはなりません。

先行きの決算見通しやPER(株価収益率)が割高でないか等の確認は大切です。

東日本大震災から4年

東日本大震災発生から4年が経過しましたが、今後も高い確率で発生する巨大地震に、不安を抱きながら生活をしているのではないでしょうか。

日本は4つのプレートが重なり合う場所に位置しており、活断層もたくさんあるために地震大国とも言われています。

突然の地震に負けないためには、住まいの地域がどのくらいの規模のゆれや液状化が予測されているのかを、ハザードマップで確認しておく事が必要です。

東京都
http://www.bousai.metro.tokyo.jp

そして、次の4つの備えを行いましょう。

1.避難準備:非常用持ち出し品の準備や家族との集合場所を決める
2.家具の固定:家具の配置見直しも考えて、しっかり固定
3.住まいの補強:建物の耐震診断
4.復興の備え:建物と家具の地震保険に加入