配当目的の株式投資は3月が魅力的かもしれません。
3月決算の配当権利確定日は、3月26日(木)です。
この日の15時までに、買い付けした株式を保有している場合は、配当の権利が確定します。
翌日3月27日に売却しても、3月決算の配当は受け取ることができますが、
3月27日〜3月31日までに買い付けた株式は、3月決算の配当は受けられません。
最近は、株式投資の配当に魅力を感じている方も多いと思います。
例えば、Yahoo!ファイナンスの東証一部配当利回りランキングを見ると、予想配当利回り3.0%以上の会社が90社以上もあります。
http://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=8&mk=3&tm=d&vl=a
都市銀行の定期預金金利が年0.02%くらいですので、とても魅力的な水準ではないでしょうか。
但し、配当目的で株式銘柄を選択するときには、注意しなければならないことがあります。
その一部をお伝えしますと、
・今年だけの特別配当で利回りが高い銘柄
・来期、決算が減益予想など、今後の配当が減る可能性がある銘柄
・利益のほとんどを配当で支払っているPERが割高の可能性がある銘柄
配当金を受け取っても、投資した株式が値下がりしては、最終的に利益にはなりません。
先行きの決算見通しやPER(株価収益率)が割高でないか等の確認は大切です。