保険で貯金?思い込みによる保険見直し
そもそも、生命保険で「貯金」「貯蓄」という言葉の表現は、一部商品を除いては不適切な言葉となります。それは、貯金や貯蓄とは金融商品の特性が異なるためです。
正しくは、「積立」「貯蓄性」といったところでしょう。
一部商品というは、アカウント型という種類の生命保険です。
アカウント型は、主契約部分は貯蓄になり、一定の利率で運用されますし、途中で引き出しをすることもできます。
確認方法としては、保険証券に月々の保険料と特約保険料の2つが記載されていて、2つの保険料の差額が主契約部分で貯蓄されています。
この貯蓄部分を見て、「これだけしか貯蓄されないの」、「特約って掛け捨てでしょ、こんなに払っているの」という衝撃を受ける方が多くいます。
例:保険料約18,000円の内、主契約部分150円
生命保険の見直しをする多くの方は、このように「思っていた保険と違う」と衝撃を受ける方が多いように感じます。
どのような経緯で保険加入をしたのか質問をすると、
「知り合いが保険会社に勤め始めたから、お付き合いでお任せした…」
と回答される方が多いように感じます。
保険営業のベテランではなく、新人から加入するのと同じことなのですが、知り合いというだけで、信頼度は非常に高いですね。
生命保険は安い買い物ではありませんので、保障内容をしっかりと理解して加入しないといずれ後悔をする時が来ます。
心配な方は保険証券の確認をしましょう。